Studi one3.5 vs Logic ProX

ネットで検索しても比較記事が日本文で出てこなかったので簡単に文章で書いてみる。

まず筆者の遍歴と環境を参考までに。

アマチュア。daw遍歴はMuiscMaker→SONAR7→LogicProX→Studio one3.5
Mac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015) 4 GHz Intel Core i7 /32 GB 1867 MHz DDR3/SSD1TB/AMD Radeon R9 M395X 4096MB
プロジェクト設定 88.2Khz 24bit 5分ぐらいのプロジェクト。
主な音源は Pianoteq,BFD3,Trilian,Ample guitar,RealLPC,Ciinematiq Strings,Komplete関連。エフェクトはWavesとkomplete関連。
ピアノの腕前→超簡単なカノンが昔は弾けました。
LogicProXは三年ほど。Studio one3.5は一ヶ月使用。
あと、あくまで個人の感想なので責任は負わないスタンスで。

安定性

Logic ProX(優)
100%問題はありません。
一度もフリーズしたことはないです。Sonar7とは偉い違い。
使えないプラグインが〜使えない音源が〜というのもありませんでした。
同じ会社のハードとソフトウェアということで安定性はやはりあると思います。

Studio one3.5(普通)
90%安定しています。
リアルタイムレコーディングしている時が若干弱いです。処理落ちが見受けられます。ただしフリーズはしたことはありません。
音の処理というよりレコーディング時のMidiノートが描画されるといったグラフィックの処理が追いついていないという感じです。
他は大丈夫です。あ、でもなぜか僕の環境ではVocaloidが44.1khzにしてもおっさん声か昔流行ったcrazyfrog化しています。多分これは僕だけ。だと思いたい。

打ち込みやすさ

Logic ProX(普通)
巷でLogicProXの打ち込みやすさは取り上げられることが多いですが、個人的にはあまり馴染みがよくありません。
ベロシティウィンドウもデフォルトで最初から出なかったり、クオンタイズも細かく直感的にできるイメージがあまりないです。いや、出来るんだけれども、なんか、という感じです。
そしてなぜかリアルタイムレコーディングしようという意識が起きません。ぽちぽちした方が早い。

Studio one3.5(優)
巷でクソミソ扱いされているstudio oneの打ち込み環境ですが、はっきりいって僕には合っていると思いました。
ベロシティの調整もウィンドウがデフォで最初から表示されているのでSonar7に近くてやりやすい。
CCとか頻繁に弄る人にはLogicの方がいいのかも?全てkeyswitchで戦う僕にはあまり関係ありませんでした。
リアルタイムレコーディングもStudio one3.5の方がやる気が頻繁に起きました。多分、打ち込んだ後のクオンタイズがテキパキ出来る感じがあるからかもしれないです。
リアルタイムレコーディングがしやすいと、当然曲作りが早くなるのでここら辺はStudio oneに軍配が上がります。
あとBFD3のループをmidiトラックにぶち込むと、どういう原理が知らないですが各音階ごとになんのパーツが割り当てられているのかといった表示がMidiウィンドウに出て鼻血吹きました。

視認性

Logic ProX(優)
全体的に黒と緑を基調として落ち着いた感じで見やすいです。ミキサー部分も問題なし。
スコア見たかったらこっちですね。でもkeySwitch派はスコアはめちゃくちゃになるのであまり意味なくなります。
あと再生/停止コマンド欄に再生時点での楽曲のコードが表示されますのでそこはいい人はいいかも。
デフォルトのプラグインの視認性は一年ぐらい前に刷新されてるので、綺麗です。

Studio one3.5(優)
全体的に澄んだ青とマットな黒を基調とした感じでこちらも見やすいです。ミキサーも問題ありません。
青は集中できる色だからいいかも?こっちのGuiの方が個人的には好きですね。
デフォプラグインも綺麗なGuiです。
スコア視認したい場合はこっちはNotion6が必要になります。ただスコア機能はないと思った方がいいです。

結論
処理性能が良くないmacならLogicProX一択になると思います。
そこそこあるならStudio one3.5を薦めたいです。
楽譜がどうしても必要な人ならLogicProXで。
打ち込みやすさを取るなら、Studio one3.5がいいかと。
あと巷で言われている、Studio oneは音が良いっていうのは都市伝説みたいな感じがあるのでそこは信じない方が良いと思います。
以上でした!!

2017-10-01 | Posted in DTMNo Comments » 

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